先日フライングをして3限に食堂に行くと、生徒がいっぱい...えっ？なんで？...よく見ると3年生でした。この間、学校に来て勉強している人が多いですが、食堂ではみんな楽しそうにご飯を食べていました。教室の張り詰めた空気と全く違い、このメリハリがいいんだなあと思いました。
私はこの1年間、文系対象の「阪神塾」という講習をやっていました。2月の私大入試が終わってからは、毎日やったのですが、この間いい加減な理由で欠席する人はいませんでした。今日が最終回だったのですが、教室に入ると...
これは昨日時間切れでやり残した問題の解答を、女子3人が男子にヒントをもらいながら完成させたものだそうです。もちろん私が黒板に書くように指示したのではなく、自主的にやってくれたもので、記述も非常に丁寧に書けていました。こういうことが自主的に出来る集団に育ってくれたことが本当に嬉しかったです。
講習の最後は京都大学の問題に取り組みましたが、いい仕上がりを感じました。2月に入ってすぐの講習では、志望校の過去問をそれぞれ解いてきて、感想（「これは出来ないといけない問題」「これは捨て問」「これをもう一度復習しないといけない」など）を出し合いましたが、いい意見がたくさん出ました。これこそ「受験は団体戦」だと実感した瞬間でした。
週末は少し寒くなるそうです。76期生、力を出し切り頑張って！と生野高校の教員は心から願っています。