ソレイユの授業を見学されました

 本校の共生推進教室を「ソレイユ」とネーミングしています。フランス語で「太陽」や「ヒマワリ」という意味で、太陽のように輝き、ヒマワリのように陽に向かって成長してほしいという願いが込められています。

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 今日は本校の学校運営協議委員の幡多浪速区長と市民協働課の方にソレイユの授業の様子を観に来てもらいました。

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 はじめに1年「共生英語」の授業を観てもらいました。英語の授業はこのようにクラスから抽出してそれぞれの適性に合わせた内容の授業を行っています。数学や国語など他にも抽出して行う授業があります。

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 次に2年「日本史探究」の授業を見学してもらいました。テーマは「近世から近代へ~開国と幕末の動乱」です。産業革命後、強大な力を持った欧米諸国がアジア等へ進出する国際情勢の中で、日本がどのような影響を受けて、どのように進んでいくのか...。先生が熱をもって熱く説明されていました。生徒たちも真剣に聴いています。

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 続いて隣の教室で行われていた2年「家庭基礎」の授業を見学してもらいました。テーマは「生活設計をしよう~5年後、10年後の自分を想像しよう」でちょうどプリントに自分の一生の年表を書いているところでした。必ず実現したいことは何だろうか。なりたい自分になるために、近い将来の目標を立て、どのように取り組むか。生徒たちは、自分の将来についてとてもよく考えていました。

 これらの授業はソレイユの生徒たちも一緒に学んでいます。その際、他の先生や学習サポーターと呼ばれる有償ボランティアの方が横について学習のサポートをしています。学習サポーターをしてもらえる方を探していることを幡多区長に話したら、それなら広報で募集のお知らせを掲載すればと、ご教示いただき見学にお越しくださったのです。有難うございました。

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 総合学科の生徒たち元手も熱心です。ある生徒は60歳以上の欄に「隠居」と書いてありました。訊くと「60歳まで懸命に働いて60歳になったらゆっくり人生を楽しみたい」とのことでした。私はすでに61歳、彼の将来に少々憧れてしまいました(^^)/