明日から中間考査(3年)

 陽光が眩しい朝になりました。3年生は、科目数が多いため1日早く、明日から1学期の中間考査が始まります。

 校長室で仕事をしていると、廊下を通っていく生徒たちの声が自然と耳に入ってくることがあります。

「受験勉強をしてたら、中間考査の成績が落ちるやんなぁ。」

「そうかなぁ、逆に上がるように思うけど。」

 3年生でしょうか、はっきりとは聞こえませんが、こんな話をしているようでした。それぞれの思いが分かるような気がします。

 土曜日の授業公開の様子を見回っていると、3年生のある教室の前に掲示されていました。この写真から3日経っているので、今日は248日ですね。刻一刻と本番が近づくことを実感し、つい焦る気持ちになる人もいることでしょう。しかし、かつて14年間今高生を教えてきた事を思い出すと、5月の中間考査前日に上のような会話をしている生徒は、二人とも第一希望の大学に合格できるように思います。なぜなら、言葉の表現は違いますが二人とも中間考査としっかり向き合っているからです。

 大学入試は、共通テストや個別入試の問題の傾向は掴むことができますが、どこからどんな問題が出るか全く分からないものです。出題範囲が明確に示されている学校の定期考査の方が、高得点を取りやすいのは当然ですね。でも、いい点を取ったときは気持ちがいいものです。ですから、学校の定期考査で高得点を取って「勝ちぐせ」をつくっておくと、だんだん自信ができてきて、入試でも「勝つ」ことができるようになるものだと思えるのです。

 「煌めく星たち」~いつの生徒の作品でしょう。階段の踊り場に飾ってあるお気に入りの一つです。今高生の一人ひとりの皆が「煌めく星」に見えています。今の自分にできることを精一杯に。応援しています(^^)/