今日は全日尼崎市にいました。午前中は昨日からの続き、近畿地区高等学校長協会連絡協議会で、和歌山県立串本古座高等学校と滋賀県立高島高等学校の2校の学校紹介と特色ある取組みについての発表を聴き、「学校の魅力化」と「探究学習」の2点について、活発なグループ討議がなされました。
(下の写真はいずれもGoogle Earthから)
串本古座高校は、本州最南端の高校で、黒潮が流れる自然豊かな海岸には世界最北端の珊瑚礁、岬には日本初の民間ロケット発射場がある等の環境を生かした魅力いっぱいの教育がなされています。今年度から宇宙探究コース、文理探究コース、地域探究コースの3コースに改編し、また、全国から生徒募集するなど他には見られない特長があることを知りました。
高島高校は、西に比良山地、東に琵琶湖が広がる自然豊かな環境にあります。今宮高校は12年ほど前まで入学して間もない4月中旬に市北部のマキノ町で1泊2日の宿泊研修を行っていました。
高島高校は、地域資源を生かした3年間の体系化した探究学習の取組みの紹介や、東京大学の学生を講師に招き、モチベーションの保ち方教科別の勉強の方法、受検への道程などについて教えてもらう取組みの紹介など、様々な取組みの工夫をされていることを知りました。
その後、グループごとに活発な意見交換がなされました。近畿地区二府四県の学校が集まると、大阪では聴けないような学校の様子をたくさん聴くことができ、とても新鮮な気持ちになりました。
「風を起こす」をキャッチコピーに掲げた今年度、2学期を迎える直前にいろいろな話が聞けて有意義な時間を持つことができました。とても「いい風」を感じることができました。有難うございました。
午後からは近くの関西国際大学に場所を変えて、「令和6年度近畿地区総合学科高等学校長協会総会・研究協議会」を開催し、今年度の会長として何とかその役を務めることができました。明日は学校で会議尽くしの一日です(^^)/