台風10号が接近しています

 8月最後の日曜日を迎えています。町のスーパーの棚からお米が消えて10日ほどになるでしょうか。原因は気候変動や需要の増加などいろいろと言われていますが、そろそろ早稲の出荷が始まる頃、まもなく新米が棚に並ぶことでしょう。自宅のすぐ側の田んぼもしっかりとたくさんの実を付けた稲穂が元気に育っています。

 今日は大阪でも各地で雷雨に見舞われました。昼下がり、田んぼの向こうに見えている入道雲がどんどん発達して積乱雲になり、この地域に突然の激しい雨を降らせたようです。

 ところで、台風10号の動きがとても気になります。進路の予想が昨日より西側を通るように変わりました。ご覧のとおり、気象庁の18時現在の台風情報によると、大阪に最接近するのは29日(木)夜になるとのことです。

〈下図は気象庁HP「台風情報」より抜粋〉https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#4/37.635/139.869/&typhoon=TC2412&contents=typhoon

 しかし、予報円の幅が広いのは、台風がいつどこを通るか予報を立てるのが困難である証で、予報円の東端は静岡、西端は福岡とまだまだ進路が定まっていないようです。また、台風が進む速さの予想も難しく、予想される範囲中で遅い場合は、大阪への最接近はさらに1日遅れそうです。

 予報によると、28日15時には中心気圧は950hPa、最大風速は40m/s(最大瞬間風速はその1.5倍)に発達しているとのこと、今後の台風の進路によっては、かなりの被害を受けそうです。今後の台風情報には十分注意してください。