シリーズ授業③~3年「英語コミュニケーションⅢβ」

 13日(金)5限は、「英語コミュニケーションⅢβ」の授業を見学しました。担当は横田先生です。

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 3年生の「英語コミュニケーションⅢ」はαとβに分割してそれぞれ異なるテキストを用いて行っています。今日から Lesson7 の本文の精読です。単語などはすでに予習しているとのこと。皆、準備がいいですね。

 Lesson7のタイトルは「Sustainable Lifestyle of the Edo Period」~江戸時代の持続可能な生活様式についてです。江戸時代の庶民がどのような生活をしていたのでしょう。とても興味を持ちます。

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 はじめに3分で本文を一読した後、予習してきた重要単語の音読を皆で行いました。全部で50語ほどもありました。次に、4~5人の班にまとまり、先生が用意した江戸時代についてのさまざまなクイズが出され、皆で答えを出し合いました。15代将軍の名前を順番に全部言えますか?というような日本史を学んでいないと覚えていないなぁという問題もありましたが、リサイクルショップが流行っていたとか、紙のリサイクルは実は平安の時代からあったとか、あるいは、茄子は高級な野菜で1本10万円もすることがあったとか、庶民の生活が垣間見られる問題も多く、とても勉強になりました。

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 いよいよ本文の精読です。どんな内容が書かれているのでしょう。自分で読みながら、分かりにくいところは班で教え合いをしていました。

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 Solutions to modern environmental problems may be found in an unexpected place: the wisdom of people from the Edo period. Whereas in modern times, people tend to throw away things when they break,the people living in the Edo period were far more conscious of using their belongings for as long as possible. They took care of them, choosing to reuse or, if necessary, recycle them rather than dispose of things carelessly.

 ゴミの分別やリサイクル、あるいはいろいろな品物のリユースは、今に始まったことではなく、江戸時代にすでに庶民の中で行われてきたようです。現在社会の諸問題を考える時、江戸時代の人々の暮らしが重要なヒントになるのですね。勉強になります。生徒たちは熱心に取り組んでいました。有難うございました。