シリーズ授業㊳~2年「日本史探究」

 今日は午後から出張でしたので、午前中2時間だけ授業を見学しました。2年生の「日本史探究」と「現代文精読」です。

 1時間め、204教室で勝田先生の「日本史探究」の授業を見学しました。時代は軍部が台頭していく1930年代です。

 「1920年代よりは難しくないが、第二次若槻、犬養、斎藤、岡田と内閣が変わる経緯を国外の影響や経済の動向も考えながら理解することが大切です。」と先生が仰いました。また、「A:陸軍統制派 A':陸軍皇道派 B:海軍 C:立憲政友会 D:立憲民政党」と予め書かれた板書を示しながら、「それぞれの内閣がどの会派や政党の指示を受けていたか、総理大臣の名前の横にA~Dを書いておくのがよい。」と話されました。

 1931年9月18日、柳条溝事件を起こした陸軍による侵略を抑えようとするが、どうにもとまらな刈ったというところでしょうか。その辺りの経緯の詳細をとてもリアルに説明されました。勝田先生はまるで講談師のようです。

 生徒たちは聴き入りながらプリントに書き留めていました。とても熱心です。私もとても勉強になりました。有難うございました。