2024年12月 1日アーカイブ

 10月25日(金)2時間めに3年5組の「論理国語」の授業を見学しました。題材は文化人類学者で東京外国語大学名誉教授の今福龍太氏の評論「エコロジーのミューズを求めて」、担当は高岡先生です。  教科書の筆者紹介に「中南米地域を中心にフィールドワークを行い、文化が融合する境域に生きる人々の思想について追究する」とあるように、今福氏の論拠は「フィールドワーク」にあると言えそうです。「エコロジーのミュー...

 随分と月日が経ってしまいましたが、10/24(木)4時間めに見学した授業の紹介です。2,3年生が選択履修できる学校設定科目「文学講読」、担当は青木先生です。  題材は、津村記久子さんの短編小説集「サキの忘れ物」に収録された「王国」です。この作品は、昨年度から筑摩書房出版教科書「文学国語」に掲載されています。津村さんは本校48期卒業生で、2005年の「太宰治賞」受賞を皮切りに、「野間文芸新人賞(...

12月になりました

 12月になりました。師走を迎え、若い頃は年々月日が経つのが早くなるように感じていましたが、この歳になると、時の流れは早くも遅くもなく、これが私の生きる速さなのだと実感するようになりました。「あっという間の1年でした...」などと思わなくなったのです。  ただ、年を重ねるごとに、マラソンで言えば、おそらく私自身の身体能力を超えたペースで走り続けているように感じるようになりました。「全体の奉仕者」...