「大阪マラソン2025」に参加しました(^^)/

 本日、時折雪が舞う中、「大阪マラソン2025(第13回大阪マラソン)」兼「ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ男子G1/女子G2」兼「東京2025世界陸上選手権大会日本代表選手権選考競技会(男子)」が大阪市内で行われました。

 好記録が期待されるコースとして、日本や世界のトップランナーの招待選手をはじめ、34,000人を超える市民ランナーが大阪城西隣の大阪府庁前をスタートし、御堂筋を通って市岡高校前で折り返す等、市内の各所を走り抜け、42.195kmを走って大阪城に戻ってゴールします。人数が多いので、全員がスタートするだけで30分はかかります。

 「大阪マラソンに参加しました」といっても、ランナーではなく競技役員としてです。私は、走路を10ブロックに分けたうちの一つの「今里筋南ブロック」の大池橋交差点から今里交差点までを担当しました。スタートから35kmを過ぎ、初マラソンの方にとって最もしんどい所だと言われています。

 スタートからゴールまで制限時間は7時間。写真はスタート地点から35.8km、レース終盤の給水ポイントで、大勢のボランティアの方がスポーツ飲料や水などをランナーに声を掛けながら提供されているところです。ランナーも大変ですが、朝早くから準備して、最終ランナーが通過する午後3時半過ぎまで、ずっとドリンクを提供し続けるボランティアの方々には本当に頭が下がります。

 私は任された走路区間を何度も往復しながら、さまざまな役割をされているボランティアの方々や警察等と連絡を取り、ランナーや地域の方々の安全確保や途中棄権者や緊急車両通過時の対応などを行いました。

 走る人がいて、それを支える人がいて、そんな人々の姿を見て、たくさん元気をもらいました。家に帰ってから晩のニュースで、近藤亮太選手が初マラソンの日本最高記録を更新する2時間5分39秒でゴールしたことや、30.5kmの折り返し地点で走路を遮断するコーンを置き忘れて先頭集団が15mほど行き過ぎてしまったこと等を知りました。代表選考を兼ねた大切なレース、ニュースを聞き、身が引き締まる思いになりました。

 また、中・高の同級生の友人が3時間22分台でフィニッシュしたことも後で知りました。彼は、先日行われた別府大分毎日マラソンで3時間20分台の自己新を出したばかり。同じ62歳とは思えないタフさに驚愕です。まだまだ歳のせいにするのは恥ずかしいなぁと思いました。

 人として、いろいろと勉強になった1日でした。ランナーの皆さん、大会を支えてくださった大勢の方々、交通規制や横断不可などの不便を強いた大会に協力してくださった地域の方々、皆様有難うございました。