続く4時間めに、1年「論理表現Ⅰ」の授業を見学しました。担当は網代先生です。「論理表現」の授業は、この秋から2単位のうち1単位(週1時間)を2クラスを20人ずつの4つのグループに分けて、4人の先生が教えられています。この授業は1年2組の半分の生徒が学んでいました。

「今日は1111、Pockyの日ですね!」開口一番、先生が話し掛けられました。Japanese sweets は世界でも人気だそうです。Pockyは、フランスでは"MIKADO"と呼ばれているそうです。また、イスラム教の国では、"Rocky"と呼ぶそうで、これは"Pocky"が"Pork(豚肉)"を連想させるからだそうです。勉強になります。


この時間のねらいは、⓵Memorizing expressions of 動名詞、②Play cards using them. です。「動名詞のいろいろな表現を知りたい、不定詞との区別を知りたい」と願う生徒に応えるために、必要なことを楽しみながら学べるように工夫されていました。⓵admitやavoidなどの後ろに動名詞しか置けない動詞、②agreeやattemptなどの後ろにto不定詞しか置けない動詞、③likeやloveなどの後ろに動名詞も不定詞も置けるし、意味も変わらない動詞、④rememberやforgetのように両方とも置けるが意味が異なる動詞に分けて覚え、ペアになって確認するなどしました。

次に、机を合わせて4人の班を作って、先生が読んだ状況を生成AIが描いた絵を選ぶかるたをしました。かるたはすべて先生のオリジナルで、読み札には今日学んだ動名詞や不定詞の用法が使われています。また、単に取り札の枚数を競うのではなく、先生が取り札に関連する質問に正解を答えた班に加点するなどの工夫が面白いです。


生徒達は楽しく英語に親しいながら学んでいました。生成AIに描かせた絵を取り札にした「英語かるた」の実践はとても面白かったです。有難うございました。