今日は1年「書道Ⅰ」、1年「現代の国語」、2,3年「点字入門」、2年「発展英語構文・語法」の授業を見学しました。「書道Ⅰ」では漢字仮名交じりの書の創作、「現代の国語」では評論の批判的な読み方の学習、「発展英語構文・語法」では名詞(句)を後ろから説明するカタマリを見抜く力の育成、とそれぞれ学びの目標をもって熱心に取り組んでいました。

今回は4時間めに見学した特別非常勤講師の三上先生による「点字入門」の紹介をします。三上先生は本校で長年に渡って生徒に点字を教えに来てくださっています。私も15期生が3年生の時に毎時間生徒と一緒に教えてもらいました。


今日はこれまで学んだことを生かして、文章の点訳の問題に取り組んでいました。皆かなりのスピードで点字器を使って書けるようになっています。私も久しぶりにmy点字器を使って簡単な文を書いてみました。


点訳する時は点字を書くときのルールを覚えておく必要があります。たとえば「空は青い」は「ソラワ アオイ」、「学校へ行く」は「ガッコウエ イク」と読み方どおりのカナを書きます。また、「ウ列」や「オ列」の長音のうち現代仮名遣いで「う」と発音するものは長音符で書き記します。たとえば、「数学」は「スーガク」、「葡萄」は「ブドー」と書き記します。


そのほか、句読点の書き方のルールや、行や段落を変えるときの決まり、数字やアルファベットの書き方などいろいろありますが、それほど複雑ではないので覚えられそうです。


この点字は日本固有のものですが、苦労なく使うことができればとてもいいですね。生徒達は黙々と熱心に書いていました。ソレイユの生徒もともに学び、よく頑張っています。その姿は本当に立派で頭が下がります。
久しぶりに三上先生の授業を受けることができて嬉しく思います。有難うございました。