夏休みにさわやかなこの一冊

先日は教員に向けて「新しい学力」という本を紹介しましたが、今日は生徒の皆さんに向けて、1冊の本を紹介します。「フラダン」です。女子率100%のフラダンス愛好会にとても強引に(?)勧誘された男子が主人公。「フラダンス甲子園」をめざして夏休みに猛練習します。震災五年後の福島が舞台。笑いと涙の青春ストーリーです。

     

「さわやかな感動があったからお勧めします」だけならブログに載せていなかったと思います。私が夏休み前の集会で、「一番大切なボランティアは自分自身が一生懸命に生きること」という言葉を紹介しました。この本を読み進めていくうちに、この言葉がずしんと来たのです。その通りだ、こういうことなんだ、と思いました。高校生のひたむきな姿勢が人の心を動かします。本を読む習慣がない人でも、一気に読めます。暑い夏に、熱い高校生の物語を!