8月1,2日、兵庫県の西はりま天文台にて合宿を行いました。
特急スーパーはくとの遅延により、約60分遅れての到着でした。
我々一行は早く望遠鏡を見たいと思っていたので気持ちの逸る60分でした。
無事に到着後、まずこの天文台の目玉である口径2mの望遠鏡、「なゆた」の見学をしました。
反射のための鏡をもち、のぞき口がついています。本校天文台と同じ、本校卒業生の方の会社で造られたものです。
一般の人がのぞける望遠鏡としては日本最大の規模を誇ります。
次に、持ち運びのできるサイズの望遠鏡で太陽の黒点及びプロミネンスを観測しました。
その後、60cm口径の望遠鏡の見学と、使い方の説明を聞きました。
なんとこの望遠鏡、パソコンで操作して、見たい星までそのまま望遠鏡の向きを合わせられるようで...夜間でも難しく、昼間はさらに見ることが難しい水星などを観測することができました。
夕食後は「なゆた」でスタッフさんがコンピュータを使って調整した実際の星を観測しました。日頃、北野高校の望遠鏡では見られない星ばかりでした。
それから、望遠鏡を操作する部屋を見学し、次に60cm口径の望遠鏡を自らパソコンを使い操作して、観測を行いました。
夜も小型望遠鏡を使い、夏の大三角形の一つ一つの星などを観ました。
翌日、朝食を食べ、タクシーで天文台最寄り駅の佐用駅に向かう際、途中で下車し、現地の名物のホルモンうどんを堪能しようとしたところ、帰りの特急スーパーはくとの時刻が迫ってきました。一部の人たちで爆速で食べ、ほかの人たちは持ち帰りにしてもらいました。佐用駅まで500mほど走ったり、スーパーはくとの中でホルモンうどんを食べたのもいい思い出です。
地学研究部は月1回、北野高校の屋上で観測会を行っています。
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