6月30日(月)中学部、高等部FGグループの生徒を対象として進路講話がありました。今回は、大阪市立千里作業指導所の所長である、野林博文氏を招きして「将来の自立のために」というテーマでお話していただきました。千里作業指導所は就労移行支援と就労継続支援B型の事業所です。また、今年度初めて本校高等部の体験実習を受け入れていただき、6月に2名がすでに実習を終え、8月に4名が実習を予定しています。
最初に、施設の活動内容や、就職状況の説明を受けました。そして、通所されている方が余暇をどのように過ごしているかのお話がありました。ガイドヘルパーと野球観戦や、スポーツを楽しむ方、趣味の自転車で遠くまで一人で旅する方等。また、恋愛や結婚をされた方やグループホームから通所される方も複数おられ、グループホームでの生活も必要に応じて支援があることなどもお話されました。様々な生活をおくる方たちを例に挙げながら、進路を考える上で、自分がどのような夢を持っているのか、将来どのような生活をしたいのかと考えることが、進路を考える上でもっとも大切なことでありまたその実現のための相談機関がたくさんあることを紹介して話を締めくくられました。
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