• トップ
  • 2021年
  • 1月
  • 「第3回豊能ブロック進路指導関係機関連絡会議」および「令和2年度 府立中津支援学校 職員進路研修」

「第3回豊能ブロック進路指導関係機関連絡会議」および「令和2年度 府立中津支援学校 職員進路研修」

1/20(水)株式会社D&I 代表取締役 杉本大祐様を講師としてお招きし、「第3回豊能ブロック進路指導関係機関連絡会議」および「令和2年度 府立中津支援学校 職員進路研修」をWebと直接参加の2形式で同時開催いたしました。本来であれば、豊能地区の関係機関の方々と、大阪整肢学院の職員の方々、中津支援学校教員の総勢100名以上での研修会の予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言発令中の研修ということで、本校会場の人数を半数以下に絞り、豊能ブロックの進路指導関係機関の方々にはWebでのライブ映像を視聴していただく形で行いました。株式会社D&I 様より、就労支援における最前線のお話が伺える機会であるため、多くの方々にご参加いただきました。

杉本様の講演では、「障がい者の将来を考える」をテーマに、「企業が、(障がいのある人を)"雇わなければならない"、という意識から、"雇いたい"に変えていく」という熱い思いから始まりました。「コロナ禍の現状から、障がい者雇用はこれからどのように変化していくのか」「就労に向けた活動はほんのわずかな期間。そのあとの一人ひとりの社会生活は50年続きます。長く続けられることが大切で、その人に合った企業とマッチングさせることが我々の仕事」「社会生活での生活面のサポートは? 家庭、企業、加えて第3の居場所が精神的サポートや状況の把握につながる」ことなど、障がいのある人の自立を根底にした、進路指導における核心をついた貴重なお話を多く聞くことができました。

最後に、企業、事業所からどんなことが求められているか、具体的にお話をいただき、生活面の自立では、身辺自立・公共交通機関を利用した自主通勤・あいさつの習慣・時間の管理・自ら報告ができる(手を挙げることができる)・自ら相談ができる(手を挙げることができる)・異性との接し方・SNS等コミュニケーションツールの理解・金銭の理解 などを多くの学齢期の課題について、学校としてどうに学ばせ、成長につなげるか、考えさせられました。小・中の学部段階からの早期からのキャリア教育の推進の重要性を改めて学ばせていただきました。

株式会社D&I 杉本様、児童生徒の就労支援に向けた取り組みについて、多くのことを学ぶことができました。大変ありがとうございました。

カレンダー

2024年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30