1月18日(月)~22日(金)の5日間、高等部FGグループにおいて、進路学習の一環として今年度2回目の校内実習を実施しました。「ハーバリウムボールペンの作成」、「箱の組み立て作業」、「紙漉き」、「梱包材のパーチメント作業」を3つのグループに分かれて、行いました。
"朝礼"で1日の作業内容を確認し、作業に取組み、"終礼"では実習日誌にその日一日の頑張ったことや感想を書き、作業を振り返りました。5日間の作業を自主的に取組み、難しいところは先生に依頼や相談をしながら集中して取組むことができました。
【ハーバリウムボールペン】
作業を分業し、グループ全員が協力してハーバリウムボールペン作りに取り組みました。2回目ということもあり、手際よく分解し、ボールペン一つ一つのデザインを考えながら作成しました。
【箱の組み立て】
天王寺区にある内職斡旋所より箱の組み立て作業を提供していただき、教員が事業所から校内へ運搬し、作業の準備を進めました。「商品として実際に販売されるもの」という意識を学習させ、一人ひとりが作業に取り組むことができました。
【紙漉き】
牛乳パックを原料にし、パックをちぎる、ミキサーで細かくするなど作業を分担し、はがきサイズの紙を作成しました。
【梱包材のパーチメント作業】
就労移行支援事業所から細長い紙を同じ大きさに丸くする作業を提供していただき、作業に取り組みました。
校内実習の最終日に、まとめとして「梱包材のパーチメント作業でサンプルと同じ量の紙を取ることが難しかった」や「校内実習で頑張ったことは、ハーバリウムボールペンのデザインを考えながら作ったこと」などの感想を、自信がついた表情で一人ひとりが発表しました。