小学部C低グループは、2月3日に体験学習に行く予定をしていましたが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言のため、体験学習は残念ながら中止となりました。 校内で場面設定することで、児童たちが体験活動を経験する工夫をできないか？と考え、「校内体験学習」を実施しました。
はじめに、教室で図書館はどんなところか説明を聞き、勉強しました。その後、いつも学習している教室を、疑似的な図書館に変身させ、自由読書を楽しみました。1冊読み終えると本を元に戻し、また次の絵本、また次へと多くの絵本に触れる機会ができ、楽しんで見ていました。
お昼ご飯は、「お弁当屋さんのメニュー」を見て、自分たちが好きなお弁当を選んで注文し、学校で食べました。待ちに待ったお弁当の時間！自分で選んだお弁当はやはり、とっても美味しかったようで、注文したものが手元に届き、それを食べるという一連の経験をしたことも含め、とても満足そうな表情が見られました。
このように、教職員が少しの工夫や意見を出しあい、場面設定をすることで、この大変な状況下（新型コロナウィルス感染拡大予防）でも、児童の体験活動につなげることができたことは、私たち教職員にとっても、新しい発見となりました。