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高等部FGグループ 保健所講師による「食品取扱者の衛生」についての学習

6月25日(金)高等部FGグループは、保健所の保健師さんより「食品取扱者の衛生」について講習を受けました。6月28日から7月2日まで校内実習の一環で「コーヒー販売」を取り組むための販売に向けた「食中毒をおこさないために」について詳しくご指導してもらいました。

①手洗いの基本

手のひらの菌の数を測る測定器具(ATPチェッカー)を使用して「手洗い前」、「手洗い後」、「アルコール消毒後」の菌の数を測定しました。登校後、普段通り学校生活している「手洗い前」状態での菌の数、石鹸でしっかり泡立てて念入りに洗った「手洗い後」の菌の数、手洗い後、ペーパータオルで手を拭き「アルコール消毒後」の菌の数をそれぞれ一人ずつ測定しました。


☆手のひらの菌の数

手洗い前 手洗い後 アルコール消毒後
Aさん 22,867個 2,564個 2,304個
Bさん 57,707個 2,711個 1,830個
測定結果から、手を洗う前は万単位の菌の数が手についていることがわかり、「手を洗わないといけないな」「手洗いでこんなに菌が減るんだ」とそれぞれが実体験を通して、手洗いの重要性に気づくことができました。

②作業開始時の点検


作業前に身だしなみや衛生チェックを生徒間でお互いに行えるよう「作業チェック表(中津ver)」を作成し、コーヒー販売時に活用していくこととしました。 お客様に安心安全なコーヒーをお届けできるように衛生面を気を付けながら販売することを学習しました。

③健康管理を徹底すること


保健師さんより、「肉を調理する際の注意点」や「牛レバー、豚肉の生食についての危険性」をわかりやすく映像で説明していただきました。

販売するにあたりどのような身だしなみで行うことが良いか、実際に着替えてくださり、手のひらの菌の数をATPチェッカーを用いて(目で見える形で)実体験させてくださるなど、とても貴重な機会とすることができました。

このように、外部機関(保健所)との連携により、「なぜ必要なのか」を事前に学習することで、生徒たちの職業的キャリアについて、知識や技能、資質を向上させる取り組みとなりました。

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