中学部 夏祭り

7月29日(木)に中学部は、『夏祭り』を実施しました。
中学部2, 3年の宿泊学習がコロナウィルス感染症の流行に伴う緊急事態宣言を受けて中止になったこともあり、その代替行事として、1年生も交えた夏祭りを企画しました。

『夏祭り』では、学年ごとに「どんな事をして他学年の生徒に楽しんでもらおうか」と学年活動等の時間で考え、この日の為に準備・練習してきました。
1年は「射的ゲーム」。2年は「感覚統合(粗大)遊具」。3年は「お化け屋敷」をそれぞれ出店し、他学年のブースを楽しんだり、店番を交代で行い、過ごしました。

射的ゲームは、牛乳パック製の発射装置を上から押すことで空気を送り、折り紙を巻いた紙製の矢を発射させ、的をねらうゲームです。子どもたちは、牛乳パックを押しこむ力を加減し、矢の発射角度を調整するなど、少しでも高得点を狙おうと工夫していました。また、見事に狙った的に命中したときは、発射した本人だけでなく、周りにみんなも一緒に歓声をあげて喜んでいました。


感覚統合遊具では、箱ブランコや回転円盤、サイバーホイール、昨年導入されたスペースリングやプラットホームスイング、タワーラダー等、見ているだけでワクワクするような遊具が沢山用意されていて、リレー形式で遊具を順番に楽しみました。部屋に入るなり子どもたちの表情がパッと明るくなり、準備された教室に入るなり子どもたちの嬉しそうな歓声に溢れていました。
天井から吊り下げて使う遊具は、夏休みの登校日で小学部の児童がいなかったこともあり、思い切り楽しむことができました。


お化け屋敷では、入り口付近から禍々しい雰囲気が漂っていて、遊園地にあるような本格的なお化け屋敷さながらでした。順番を待っていると、先に入っていった友だちや先生の悲鳴が聞こえ、緊張感も高まっていました。
中に通されると室内は真っ暗。 一方通行で、道順に沿って進んでいくと、突然横から「ギャーッ!!」とお化けに扮した3年生が跳び出てきたり、薄明りの中、気配なく座っていたりと、驚かせるための仕掛けがたくさん用意されていて、出口から出てきた子どもたちは、怖そうな表情や心細そうな声を出していました。
暑い夏を吹き飛ばすような、本格的なお化け屋敷の体験となりました

夏祭りの後は、どの生徒にとってもお化け屋敷が強く印象に残ったようで、「怖かった~」、「涙が出た...」等の感想を口々に伝えあっていました。


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