昨年度に実施したFBM研修の第2弾として、今回は『ファシリテーションボールメソッドによる実践的な教育的アプローチの実際』と題して、8月20日(中・高等部)、27日(小学部)に府立藤井寺支援学校 教諭 河野 健三先生を招き、実技指導研修会を行いました。
今回の研修では、FBMを実践する中て、
- どうもうまくいかない
- 課題設定はしたもののどうアプローチしたらいいのか?
- キャンディーボールを使用し、自立活動での実践を始めたけど今一つうまくいかない
- 児童生徒の次の課題は何?
実際に児童生徒とともに、自立活動でFBを使用している教職員が参加し、減圧された小さなボールや大きなボールを使って身体を緩めるときのポイントを確認しながら、まず教職員間で共通理解し、次に児童生徒へアプローチする形態で実施しました。また、隣接する大阪整肢学院のセラピストも積極的に参加していただき、担当する児童生徒への支援のポイントを確認しながら教職員が実践するための自立活動におけるアプローチについて相談する場面が見られました。
2時間を超える研修となりましたが、河野先生の"身体への教育的アプローチ"に関する実践やその思いに対し、理解を深める有意義な研修となりました。