令和3年度 中津まつり(午後の部)

9月25日(土)に中津まつりが行われました。
 児童生徒たちは、この日に向けて1学期のうちから、練習や小道具・大道具、背景画作り等に取り組んできました。今回は中津まつり当日の午後の演目の様子を発表グループ毎にお知らせします。

中学部『日本の祭り』

中学部は、コロナ禍で無観客開催や中止となった日本全国津々浦々の祭りを題材に取り上げ、「コロナに負けるな」や「以前のようにみんなで祭りに行きたい! 祭りを盛り上げたい!」という熱い気持ちを込めて、練習を積み重ねるよう、取り組んできました。
 FGグループの生徒たちによる北原白秋の詞『お祭』の群読に続いて、幕場ごとに、DEグループの生徒を中心に日本各地の代表的な祭りのイメージを演じました。
 始めに『花笠祭り』の「花笠」を使って、演目を紹介しました。続いての『ねぶた祭り』の幕では、「スイッチ・オン」の掛け声に合わせてスイッチ操作で「ねぶた」を点灯し、『七夕祭り』では、ひもを引っ張ることで優雅な「吹き流し」を完成せさました。また『だんじり祭り』では、だんじりの囃子に合わせて身体を動かすことで「やり回し」を表現しました。最後の『祇園祭』の幕では、お囃子の「コンチキチン♪」を和楽器で表現し、扇子を手に、上品で雅な祭りの様子を演じました。フィナーレは、全員で和太鼓演奏とダンスを披露しました。
 子どもたちは学習や練習の成果を十分に発揮し、迫力のある格好良い演技を観客にお届けできたかと思います。

高等部『中津支援からイッテQ』

高等部では「中津支援からイッテQ」に学部一丸となって取り組みました。某テレビ番組のようにお宝探しに行く「探検隊」、世界の祭りを紹介する「おまつり」、難しいお題に挑む「挑戦」の各パートについて練習を積み重ね、演目として披露しました。
 探検隊のパートでは、生徒が手品や太鼓の腕前を披露して観客を沸かせてくれました。まつりのパートでは本場スペインのような闘牛まつりに取り組み会場を大いに盛り上げてくれました。挑戦のパートでは、うごキングなどの支援機器を活用しながらバナナジュースづくりに挑みました。フィナーレは全員で「世界が1つになるまで」の合唱を手話を交えながら歌いました。
練習段階から、「みんなで協力して1つのものを作りあげる」、「友だちや自分の良かった点や頑張っていたところに気づき伝え合う」の2つを目標として掲げてきました。本番は緊張している様子も見られましたが、友だちどうしで「頑張ろう!」など言葉を掛け合いながら、これまでで1番のパフォーマンスを披露し、当初掲げた目標も達成できました。中津まつりを経てまた一つ学部の結束が強くなったように思います。

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