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令和4年度 支援機器活用・支援教育実践研修会〜ICT教材展示会〜

 8月24日(水)から26日(金)の 3日間、本校を会場して公開研修『支援機器活用・支援教育実践研修会』を開催しました。3階ホールではICTを活用した教材や支援機器の展示会を実施しました。

今年度も府立支援学校・地域の小中学校の教職員、大阪整肢学院の職員から多くのみなさまにご参加いただきました。

各日の午前中は本校の児童生徒と担任の教職員による展示教材・機器の体験学習を行い、来校された方々にもその様子を参観していただきました。午後からは引き続き、来校された方々と本校教職員により、展示教材・機器の体験、活用に関する相談会を行いました。

 展示では以下の4ブースを設置しました

・タブレット端末のアプリ・アクセシビリティ機能の活用

・スイッチ教材

・デジタル図書

・視線入力装置

 タブレット端末では、昨年度末に教育庁から一部の府立支援学校に導入されたCOSMOスイッチとそのトレーニングアプリ、タブレット端末と大型モニターを組み合わせて使うAR(拡張現実)フィットネスゲームアプリの他、先日の校内ICT研修でも扱った音楽アプリ『GarageBand』、VOCAアプリ『DropTap』の紹介を行いました。

 スイッチ教材では、専用のアプリと連動して制御することができるIoT乾電池を用いたおもちゃや、各種アクセシビリティスイッチ、スイッチインターフェイスの紹介を行いました。

 デジタル図書では、好きな本を音声で読み上げ、本文を強調表示することができるマルチメディアDAISYの他、本校教職員で作りためてきたPDF絵本の紹介を行いました。

 視線入力装置では、風船割りゲーム等の練習ソフトの他、カスタマイズ可能な意思伝達ソフトのデモ展示を行いました。

 児童生徒たちはそれぞれのブースでお気に入りの教材を見つけて、意欲的に体験していました。タブレット端末やスイッチを操作して、ゲームやおもちゃを自分で動かせる喜びを感じながら楽しんでいる姿が印象的で、私たち教職員にとっても児童生徒の新たな一面を知ることができる機会となりました。

 来校された方々にも、実際に教材・機器に触れていただき、実際の子どもの支援にどのように活かしていけるかについての具体的な意見交換をすることができました。「機器に関する説明が丁寧で分かりやすかった」「ぜひ、学校に来て研修をしてもらいたい」等、本研修について好評のお言葉を頂きました。

 本校では、これからもICTと支援機器の活用を推進し、児童生徒の学びと成長を支える支援教育の実線を進めてまいります。

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