3月6日(月)に、第3回 人権研修・研修報告会を行いました。
第3回 人権研修では、"同和問題" "ヤングケアラー" の2つをテーマに、本校 人権委員が伝達研修を行いました。
同和問題については、毎年この第3回 人権研修のテーマとして取り上げ、同和問題に関する基本的な事項の確認、現在の状況、教職員が日頃から意識していなければならない事柄などを共有しており、本件に関する差別事象を無くすべく、教職員一同、意識を高める機会としています。
ヤングケアラーについては、近年注目の高いテーマとして、基本事項の確認をはじめとし、家事や介護に追われる児童生徒の実態や、大阪府教育庁の出している諸調査結果の情報共有等を行いました。
研修報告会では地域支援委員会より、今年度のとりまとめとして、活動報告が行われ、豊能ブロック内の各学校から上がっている相談の件数、内容についての説明があり、地域の学校間でどのような支援の需要が高まっているのかという分析を行い、その結果を共有しました。また、委員会のメンバーだけでなく、私たち1人ひとりが大阪府に勤める支援教育のプロフェッショナルとして、勤務校に限らず、地域の支援教育を担っていかなければならないという話がされました。
本研修では、学校の垣根を越えて、大阪府においてどのような問題が注目されているのか、私たち教職員はそれらの問題に対して常に当事者であるという意識を持たねばならないと、改めて実感し、気を引き締める機会となりました。