高等部FGグループの音楽の授業の様子を紹介します。
器楽活動ではリズムトレーニングとして「まねっこリズム」というリズムを模倣する活動を行っています。一人ひとりが選んだ打楽器を持って、輪になり、指導者の叩いたリズムパターンを真似して叩く所から始めます。
次に時計まわりなどで伝言ゲームのようにリズムを回し、間違ってリズムが変わっても、次の人はその新しいリズムを模倣するので止まることはありません。間違ってもみんなとても楽しそうに演奏するリズム学習です。
年間を通してドラム演奏にも取組み、一学期はポチポチ版という映像楽譜を電子黒板に映して、2台のドラムを5人がローテーションで使って演奏する学習に取り組みました。
BTSの「Butter」、星野源の「ドラえもん」、YOASOBIの「夜に駆ける」など、ほとんどの曲を、生徒は覚えています。同時にいくつかの場所を叩かないといけない場面では、ローテーション待ちの生徒が手伝い二人で叩く姿なども見られます。
「今日ドラムやる?」「めっちゃストレス解消になる」などの声が生徒から聞かれることも多く、生徒たちが興味・関心の幅を広げながら主体的に活動する授業です。