1月19日(木)5時間目、大阪府こころの健康総合センターから講師の方に来ていただき、高等部3年生を対象に「依存症予防出前授業」を開催しました。
依存症には、薬物、アルコール、ギャンブル、ネットやスマホ、ゲーム依存など様々な種類があります。ゲーム依存になってしまった高校生の事例として、だんだん朝が起きられなくなり昼夜逆転してしまう、心配してゲームをやめさせようとした親と取っ組み合いになってしまう...という展開に、思い当たるところがあるのか、大きくうなずきながらきいている生徒もありました。
「意志が弱いから依存症になる」のではなく、誰でも依存症になってしまう可能性があること、万一、依存症になっても治療やサポートで回復することを学びました。予防のためには、自分のストレスサインに気づき、ストレスをためすぎない「こころのダム」のお話や、リラックスするための呼吸法の実習もありました。また、授業終了後には、困ったり悩んだりした時のSNS等による相談窓口(大阪こころナビ等)の資料を配付していただきました。
3月初めには本校を卒業し、進学や就職をして、新しい世界に飛び立つ生徒たちです。楽しいこと嬉しいこともたくさんあると思いますが、つまずいたり、悩んだりすることもあるかもしれません。
ストレスをため過ぎず、健康で充実した未来になりますように願っています。