毎年、ろうの髙木優薬剤師と西﨑学校薬剤師による「薬物乱用防止講座」を行っています。
今年度は中学部２・３年生が対象でした。保健体育の授業で勉強した内容ですが、薬剤師の先生から詳しく聞く機会となりました。
違法薬物事件で廃部となった日本大学アメリカンフットボールの事件や、修学旅行中にホテルで大麻使用した高校生のニュースなど最新の話題を取り上げ、違法薬物が10～30代にひろがっていること、また、風邪薬や頭痛薬など一般の市販薬を過量に服薬している現状(オーバードーズ)があることなど詳しい説明がありました。違法薬物の使用を誘われた時にキッパリと断ることの大切さや、困ったとき・悩みがあるときの相談先の再確認もしました。授業後の感想では「一般の市販薬でも依存症を起こすことがわかりました」「今後、しっかりと自分のためにも薬物から逃れたいと思います」など、生徒はそれぞれに受け止めてくれたようです。
質問コーナーでは「違法薬物が出てきたきっかけは何ですか？」「漢方薬の良いところを教えてください」等々、積極的な質問があり、丁寧に答えていただきました。
