16 部活動の合宿の報告です

台風が近畿地方を通過した後は、少しは暑さが和らぐかと思いましたが、日中は変わらずの猛暑が続いております。今年はとても暑くなるのが、例年になく早かったですから、体調管理もその分、いつもの夏に増して留意する必要があると思います。ご自愛ください。(余談になりますが、この8月に津久野駅前にある書店が閉じる予定だそうです。古書も扱っていましたので、電車の待ち時間などに楽しみにしていて、実際に何冊かを購入したりしたのですが、閉店ということで残念です。書籍の販売もネット中心になってきているようですが、書店で並んでいる状態の本をワクワクしながら実際に見て、様々な刺激を受けつつ、その中から自分の興味関心に基づいて、手にとり、読みたいと思えば購入して、じっくりと読む、というプロセスは近代社会になってからの我々の教養生活の根本の一つを形成してきたと私は考えています。街の本屋さんが少なくなっていくのはさみしいですね。)

さて、今回は合宿の報告です。本校のいくつかの運動系のクラブでは毎年、合宿を実施しています。府立高校の合宿は、学校独自で行うのではなく、教育庁に手続きをとって届け出て行われます。普段の校内での活動よりも、時間的に集中して練習や試合などを行うことが目的です。また、部員相互などの人間関係をよりしっかりとしたものにすることができます。ただし、合宿さえ行なえばよい、というものではなく、様々なことを考慮して、行なったほうがより効果的だと判断される場合に本校でも実施しているものです。

今年度7月の末に行なったのは、ソフトテニス部(カタカナ名を持つことで有名な滋賀県マキノ町)、男子バスケットボール部(和歌山県有田市)、バドミントン部(兵庫県豊岡市)の三つのクラブです。折悪く、合宿場所に行ってからの台風通過となりましたので、私も現地の顧問教員と状況把握や安全配慮指示などのやりとりをしました。心配しましたが、どのクラブもしっかりと練習し、一定の成果をあげて合宿を終えたようです。今後の部活動の内容にプラスの大きな反映があることと思います。生徒自身も部員としての自覚がより深まったのではないでしょうか。参加した生徒のみなさん、顧問の先生方、どうもお疲れ様でした。(本校では他に柔道部や陸上部などが例年合宿を行っている実績があります。)