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24 堺上高校生(華道部)が小原流学生いけばな競技会で優秀賞、家元賞を受賞

8月6日に大阪市中央区の小原流研修会館「第31回大阪地区・学生いけばな競技会」開催されました。この会には今回、関西を中心に45校225人の高校生が参加しました。参加の府県は福井県・愛知県・三重県・滋賀県・ 京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県です。これは40分間で課題花をもとに制作するという、小原流のいけばなの個人と団体別の高校生競技会です。

その競技会で、本校の華道部の2年生の生徒が見事に個人の優秀賞(枠2名)と家元賞(枠1名)を受賞しました。家元賞は優秀賞のうちからさらに1名のみに授けられるものです。225名中の最優秀者に選ばれたわけです。産経新聞の記事として掲載されました。昨日の始業式では、優秀賞、家元賞の表彰状とあわせて副賞の花瓶を渡したところです。小原流のホームページには関係の記事が紹介されています。(写真は受賞作です)

私も茶道の修業を6年間ほどしたことがあるのですが、日本の芸道の根本には自己の内面と伝統との出会いをどのように表現するか、そのために師匠にあたる人のもとでどういう修練をかさねていくか、というところがあります。本校にかぎらず伝統文化系の文化部は人数が少ない状態のところが多いのですが、そういう中でも修業に励む生徒たちには、高校生の時代に大いに自分の感性と技を磨いて、新しい伝統美を表現すべく己の芸道を追究してほしいと思います。