第37回入学式を終えて

6月15日(月)、堺上高校にとっては三十七回目の入学式を挙行しました。今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、保護者のみなさまのご列席をご遠慮いただくことになりました。申し訳なく思っておりますが、ご理解いただきますようお願いいたします。

さて、今日は、木々の緑はいっそう深まり、朝から気持ちのよい青空が広がった一日でした。二四一名の新入生が本校の一員として新たな一歩を踏み出しました。その輝かしい門出を心より祝福します。

私は、式辞の中で、つぎのことを取り上げました。

一つめは「自ら選んだ高校生活に対する意欲と決意を改めて確認してほしい」、二つめは「学ぶことに貪欲であってほしい」、三つめは「相手を思いやる心と感謝の気持ちを持ってほしい」ということです。

生徒たちは、無限の可能性を秘めています。感性豊かなこの高校時代に一生懸命学び、人間として大きく成長してほしいと願っています。

学習はもとより、高校でしかできないことが沢山あります。文化祭をはじめとする学校行事は、卒業後、経験する機会はなくなるでしょう。部活動で自分の力をためすことにも挑戦してほしいと思います。三年間の高校生活も一日一日の積み上げです。あらゆる機会を自分のチャレンジの場とし、いろいろなことに挑戦し、充実した高校生活を送ってほしいと願っています。そして、卒業する時には「堺上高校に入ってよかった」「三年間で大きく成長したなあ」言えるようになって欲しいと心より願っています。