5月21日(金)考査終了後、学校医の三谷和男先生においでいただき、運動クラブ、ダンス部、希望する文化部の生徒対象に、熱中症の知識と予防対策について講義をしていただきました。
開口一番、三谷先生がおっしゃったことは、友達同士、先輩、後輩問わず、「あれ、いつもとちがう。なんかおかしい!」といち早くお互いの異変に気付きあえる間柄であること、予防対策として水分・塩分補給は知識として押さえておく必要があるけれど、「どうしたん、大丈夫?」と、症状があろうがなかろうが仲間同士で気づかえる関係性であることが一番大切なんだと。そのうえで、医学的なお話を交えて熱中症について生徒達に非常にわかりやすくお話してくださいました。
また、経口補水液については、自身の体調の診断としてつかえるので、準備しておくとよいとおっしゃっていました。経口補水液はスポーツドリンクと違って、塩分が沢山入っていて非常にしょっぱくて飲みにくいものですが、熱中症に近い状態ではおいしく感じられ、ごくごく飲めるそうです。経口補水液がおいしいと思った段階で、部活動の練習はストップすること! まずは、元気な時に飲んで、どんな味に感じるか体感しておくとよいと教えていただきました。
部活動時だけでなく、睡眠不足が続いたりすると疲れがたまり、そのうえで無理をすると熱中症に近い状態になりがちです。お互いに気を付け合って熱中症の予防につとめたいと思います。