1月17日(木) 胸骨圧迫とAED

 NPO法人の大阪ライフサポート協会の協力を得て、学校PUSH講習を行いました。生徒1クラスへの講習を見学したのち、教員たちが、教育の仕方を学ぶというものです。日本では、心臓発作等で倒れて亡くなる方が年間6万人もいるそうです。交通事故の約5千人、自殺の約3万人をはるかに上回っています。

 私たちが学校で習ったのは、人工呼吸と胸骨圧迫の組み合わせで応急措置をするやり方でしたが、大人の場合は胸骨圧迫を続けるだけで、心臓から脳へ酸素を送り続けることができるそうです。心臓細動が起こっている場合は、AEDによる電気ショックが有効だそうですが、AEDが身近になければ人力で胸骨圧迫を続けるのが最良ということで、"あっぱくん"という練習用教材を用いて試してみましたが、非力?の私には、30㎏の圧迫を続けるのは大変なことのように感じました。一方、AEDの操作は、指示が音声で流れてきて、想像していたより容易なものでした。

 学校でもいつ何時、何が起こるかわかりません。呼吸停止かどうかを速断し、迷わず措置に当たることを肝に銘じた次第です。