3月1日(金) 333名が巣立った日

 3月1日(金)、第31回狭山高校卒業証書授与式を行いました。前日の予行時の心配をよそに、とてもオーソドックスで落ち着きのある卒業式となりました。もちろん主役は卒業する生徒たちなのですが、担任の先生方の晴れやかな姿と表情を見るとき、教育の原点を感じることができました。卒業証書授与だけでなく皆勤賞も授与しましたが、欠席・遅刻・早退・業間遅刻すべてなく、3年間狭山高校に通い続けた生徒が40名いました。本人の努力、保護者の努力、やはり「継続こそ力なり」ですね。

 式辞の中では、「ノーベル賞の山中教授や金メダリストの小原選手の話を引用したのち、一生懸命取り組んだ努力は、決して嘘をつかない。"真摯"に"地道"に努力を続ける姿が、狭山生らしいところである。」という話や「人間は、生まれたからにはその人がやるべき何か(ミッション)が必ずあるはず、と考えるので、自分のミッションを考え続け、人生のゆるぎない目標を見つけてほしい」というメッセージを送りました。

 卒業生の答辞の中で、「校長先生が狭山高校に来てくれて、僕たちは様々な経験ができました。」ということを言ってくれて、とても嬉しかったです。生徒たちの経験値をあげるために、これからもできることをどんどんやっていきたいと思います。

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