5月30日(木) 避難訓練の意味

 狭山高校では、年2回避難訓練を行っています。1学期は、火災時の避難訓練、2学期は地震発生時の避難訓練、という風に昨年から重点項目を決めて行っています。避難経路を確認し、約1000名が「迅速・安全・確実」に避難するというのが目的ですが、訓練というのは目的意識を持って、反復して身体で覚えないと、いざという時に役立ちません。生徒たちには、部活動や勉強を例に出し、訓練の意味を話しました。何事もどのぐらい真剣に取り組むかどうかでその成果は決まるというもの、備えあれば憂いなしですね。

 ところで、先日「南海トラフ地震の予知は不可能であり、各家庭で1週間程度の食料、飲料水等の確保が必要である」との報道がなされました。生徒たちにも家族とともに家庭における備蓄について話し合ってもらいたいものです。