7月の総括

 6月末から7月にかけて、会う人会う人から挨拶代わりに、「竹本先生はやめないでくださいね。」と声をかけられました。大阪市立の小学校の民間人校長がたった3か月で退職したからです。自分の思いとどんなに違っていても、学校は1年間を単位として動いているわけですから、最低1年間は児童たちを見守ってほしかったですね。さらに言うなら、環境が自分の理想と異なっていたとしても、配置された学校の現状とあるべき姿を分析することにより、その学校における校長としてのミッションが導き出されるはずです。同じ民間人校長としては、残念に思います。

 7月中旬から約2週間、狭山高校野球部は5回も試合を行いました。1試合ごとに成長していく姿を見るのが嬉しかったです。今は、負けることが悔しいのでしょうが、将来、このチームで戦ったことが誇りであり、自信となり、かけがえのない経験になると信じています。3年前に狭山高校に赴任してきた体育教師が、3年目に出せた成果です。石の上にも3年、とはよく言ったものです。

 7月は、韓国スタディーツアーにも同行しました。勉強合宿、講習、各部活動、文化祭準備と学校はとてもにぎやかです。生徒も先生も、夏休みも結構忙しいのです。