1月24日(金) 府立人権教育研究集会

 大阪府で勤務し始めて2年になりますが、初めて芦原橋(浪速区)で降り、大阪人権博物館(リバティおおさか)に行くことができました。駅を降りると多くの集合住宅がありましたが、ほとんど人に出会わず、ゴーストタウンのようでした。

 リバティおおさかでは、「今、対話による教育を~社会的包摂を進めるために」をテーマとして、府立人研研究集会が行われ、午前は「グローバル化とこれからの人権教育」と題した講演、午後は3つの部会に分かれて分科会に参加しました。私は中高連携の分科会に参加し、「厳しい環境で生きる子どもたちをも包み込み、育む学校とは」というテーマで中学校の取り組みを聴き、協議を行いました。中学の先生方の取り組みにはより熱いものを感じます。西成区釜ヶ崎のように、地域で取り組んでいく体制作りが必要だと実感しました。

 リバティおおさかは休館日でしたが、館長の計らいで、昼休みに見せていただきました。人権に関する展示は充実していました。被差別部落、障碍者、女性、ハンセン病回復者、薬害エイズ、性的少数者、いじめ等のテーマで、資料と映像で分かりやすく展示されていました。企画展としては、「太鼓のふるさと」ということで、太鼓づくりの技等を知りました。