5月13日(火) 国際交流のかたち

 3年目にして、ようやく公立高校にぴったりの国際交流が実現しました。大阪観光局大阪観光コンベンション協会のコーディネイトにより、台湾の南かん高級中学(高校のこと)の生徒32名が校長先生を始めとする3名の先生に引率され、本校に来校しました。半日だけの交流だけでしたが、授業は6クラスに分かれ、交流しました。6名の先生方がいろいろ工夫してくれました。部活動は8つの運動部、文化部が名乗りを上げ、それぞれの部に分かれて交流しました。そして、生徒会長があいさつし、放送部が進行する中、音楽部とダンス部が発表し、最後に、南かん高校は校歌の披露と"涙そうそう"を日本語で歌ってくれました。前の晩遅くまで練習していたそうです。本校生徒にとっても、校歌をしっかり歌うということに、かなりの刺激を受けたのではないかと思います。短い時間でしたが、生徒の半数近くが何らかの形でかかわれたのではないかと思います。お別れには、吹奏楽部が"ふるさと"というしんみりした曲を演奏し、見送りました。

 本校は、韓国に姉妹校を持ち、これまで長年交流のあったオーストラリアの学校とも姉妹校提携しようとしていますが、海外に出ていける人数は極めて少人数です。一方、学校で受け入れるのは工夫次第で多くの生徒がかかわれるということを実体験でき、今後も積極的に取り組んでいきたいと思いました。

 異文化との衝撃的な出会いで、ときめき、ざわめき、驚き・・・・ながら、生徒たちは成長するのだと思います。

 (追記)担当教諭の中国語は通じましたが、私もあいさつでチャレンジしてみましたが、中国語の発音が通じなかったので、にわか作りで当然とはいえ、とてもショックでした。通訳もおられましたが、校長先生が英語を教えておられた方でしたので、何とかお話ができ助かりました。