7月の総括

 学校が夏休みに入り、生徒たちは部活動、文化祭のためのクラス活動、生徒会活動、文化祭実行委員会の活動等極めて活発で、私の体はいくつあっても足りないくらいです。吹奏楽部やハンマー投げの快挙だけでなく、各部ともに頑張っており、女子バレーボール部はもう少しで賞状がもらえたのに、と悔しがっていました。ダンス部は、7月25日に泉北クロスモールで行われたクロモダンスフェスティバルというイベントで2位の表彰状とベストドレッサー賞をもらいました。水泳部の練習にも顔を出してみました。サッカー部は、さまざまな学校を招いて、毎日のように練習試合をしています。7月末の狭山池クリーンアクションには、猛暑の中、軽音楽部、卓球部、生徒会総勢50名が参加し、地域清掃に貢献しました。書ききれない活動が同時進行で行われており、それぞれの活動で、この暑い夏、生徒たちはすくすくと成長していると思うと、暑さも心地よくなる、というものです。

 また、夏休みになると、教員たちも自主的に勉強を始めます。教科ごとの研修会や分掌ごとの研修会が各地で行われます。7月24日(金)校長協会の教育課程委員会の活動の一環で、今宮高校で行われた「大阪国語教育アセンブリー2015」に参加しました。内山節氏という哲学者をゲストスピーカーに招き、研修会が行われました。国語の教科は一筋縄ではいかないだろうと思い、国語科の教諭に内山節氏の著作を紹介してもらい、事前に少し勉強してみましたが、やはり哲学は難しいですね。分科会では、内山氏を交えた大学生や高校生を含むパネル・ディスカッションに参加し、各世代が考えていることが少しわかり、参考になりました。各分科会で、国語のアクティブ・ラーニングが行われたようです。教員にとっても、夏休みは充電の時期なのです。