12月18日(水) 3・4限 図書室・各教室にて
卒業後の就労面及び生活面において、将来設計の方法を具体的に学ぶ取組みとして、ソニー生命保険株式会社 大阪中央ライフプランセンター第一支社第一営業所の皆様にお越しいただき、出前授業を行っていただきました。今年度で8年めの取組みとなる、卒業を控えた3年生の、この時期恒例の出前授業です。
「社会に出たときのお金の不安を解消することについて楽しんで学びましょう。」と全体説明いただいた後、5つのグループに分かれて、将来の生活における収入や支出、貯蓄についてライフプランを作成し検証しました。食費をはじめとする生活費が生涯必要であることや、自分へのご褒美として旅行の計画を立てたりペットとの暮らしをイメージしてみたりする中でお金が必要になってくることなどをライフプランに落とし込みました。その結果、適切なお金のやりくりがあった場合に、将来の貯蓄が右上がりに積みあがっていくグラフを見て「おーっ」という期待の声も上がりました。
一人ひとりの描く将来のライフプランはそれぞれですが「貯金が大事であること」「そのためには収入からあらかじめ貯金分を取り分けて生活すること」「儲け話など、うまい話には注意すること」「契約するときは、誰か支援してくれる人にも相談すること」などなど、多くのことを学びました。
社会へ飛び立つ直前の、期待や不安の入り混じった時期にあって、自分の好きなことを楽しみながら生活できることを、具体的なお金の出入りをもとに、学ぶことができました。また一つ、生徒の顔が「大人の顔」に変化したように感じました。ソニー生命保険株式会社の皆さん、本日は貴重な授業をありがとうございました。