12月17日(水) 3・4限 視聴覚室・各HR教室
毎年この時期に恒例となっている3年生のライフプランニング講座を実施しました。今年度も「ソニー生命保険株式会社 大阪中央ライフプランセンター第1支社」の第1営業所長 織田 智己 様はじめ、6人のファイナンシャルプランナーの方々にお越しいただき、卒業後の就労面及び生活面において、将来設計の方法を具体的に学ぶことを目的としてグループワーク等を行いました。
前半は、ひとり暮らしをすることを想定し「どんな所に住む?」「生活費にはどんなものがある?」「趣味にはどれくらいのお金をかける?」「旅行やマイカーは?」といったことについて各グループで考えました。「あれも欲しい。これもいいなぁ。」と理想は膨らみます。そして卒業後に得る収入と支出をグラフ化し、お金の視点で人生を視覚的に見てみました。その結果・・・。
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「えーっ!」「あーっ!」なんと赤字の生活が・・・。どこかを見直さないといけないということになり「住まいの場所や広さを見直した方がいいかも・・・。」とか「25歳で行こうと考えていた海外旅行を35歳にしよう。」とか「高級車はやめておこう。」といった「修正」を行いました。一方で「趣味の『推し活』をやめる?」という提案には「いやいや『推し活』は絶対いるでしょ!」と、これだけは譲れないといった意見も出ました。修正の結果、一部修正はあったものの、夢と現実をうまく擦り合わせて、楽しい人生設計を試みることができました。
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各グループで話し合った後は、全員が視聴覚室に集まり、学んだこと報告をし合いました。「自分はこれまで、計画するタイプではなく気分で『これでいいや』と流されるタイプだったけど、やっぱり計画を立てないといけないと思った。」といった自身を見つめなおす感想や「ひとり暮らしを始めるなら、始める前に蓄えをしてからスタートしたほうがよいことがわかった。」といった報告には、全員が「うんうん」と頷いて賛同していました。本日は「将来設計の必要性」や「リスク回避」について深く楽しく学べたようでした。
ところでこの講座、今年度で9年めとなる息の長い取組みで、ソニー生命保険株式会社 大阪中央ライフプランセンター第1支社の皆さまには、毎年本当にお世話になっているところです。本日も、講座の始めと終わりでは、生徒の姿勢や表情がいきいきと前向きに、わかりやすいくらい変化していました。きっと、これから始まる卒業後の人生に見通しを持てたからだと思います。本当に貴重なお話をありがとうございました!