ある雑誌の休刊ーマラソンとサブスクー

今回は学校の様子ではなく私事についてお話しすることをお許し下さい。最近はよく「サブスク」という言葉を聞きますね。subscription と言う英語を短くしたものですが、元々の意味は「定期購読」です。この「サブスク」という言葉が誰にも使われていなかった今から40年ほど前、英語教師となった私はEnglish Journal という雑誌を定期購読していました。そしてHearing Marathon という1年間の通信講座を何度も受講しました。そのHearing Marathon が今月号で40年の幕を閉じ、51年間英語学習者に情報を発信してきたEnglish Journalが休刊することになりました。時代の流れでしょうが、残念です。このことを知った私も、最後に5か月だけサブスクしました。

Hearing Marathon のコンセプトは「1日3時間、1年間で1000時間生の英語を聴く」でした。カセットテープで送られてきた音声がCDとなり、今は音声ダウンロードとなり、スマホから聞くことができます。monthly test もマークカードの郵送からweb提出となりました。今まで英語教師の合宿や研修、海外での研修などさまざま受けてきましたが、このサブスクこそ私に英語の力を、特にリスニングの力をつけてくれたと思います。この5か月、「1日3時間」にはとても及びませんでしたが、英語学習者としての自分を再認識する機会となりました。サブスクは終了となりましたが、テキストや音声はまだまだ活用できます。自分のペースでマラソンを続けたいと思います。皆さん、英語が聞き取れると楽しいですよ。Learing is a state of mind, and there will always be new opportunities for you to improve your English comprehension. Stay positive, be curious, and most of all, keep on listening!