読書のすすめその①

今年度初めてのおすすめ本の紹介です。読書アプリの記録によると、本校に着任してから60冊本を読んでいます。(漫画は省略しています。)昨年4月に読んだ「夢をかなえるゾウ」が1冊目でした。もっとも最近読んだのがこの本です。61冊目ですね。

 

「理解しなくても衝突しない方法」「自分も他人もわからなくて当たり前」「思い通りにならないことを知る」(第三章「世間や他人とどう付き合うか」より)などの項目すべてが2~4ページで書かれています。思い通りにいかないことを受け入れたうえで、少しずつ状況を変えていくしかない。そのためには自分も変わることが必要。思い通りにならない人や物を前にしたとき、人間の本当の意味での体力や感覚の強さが試される、と養老先生は語ります。(pp.137-138)

毎日体育祭に向けて練習や準備が進みます。その過程でうまくいかないことも悩むこともありますが、そんな時こそ自分の強さ、寛容さが試されているのではないでしょうか。毎日がそういった経験の機会だと思います。それが自分の強さ、寛容、成長につながるのではないでしょうか。この本は本校図書室にありますので機会があればぜひ読んでみてください。