こんにちは、生物科の南川です。
11月12日、1年生の有志の生徒15名が、琵琶湖博物館でのプランクトン観察実習に参加しました。
講師は琵琶湖博物館の鈴木隆仁先生です。
鈴木先生、よろしくお願いします!
まずは鈴木先生から、琵琶湖博物館の成り立ちやお仕事についてご説明いただきました。
続いてプランクトンの採集に向かいます。
その前に、プランクトンネットについての簡単な講義をいただきました。
皆さん、計算問題、大丈夫ですか...?
博物館を出て少し歩くと、目の前に琵琶湖がひろがります。
いよいよプランクトンネットを投げてみましょう。
足元に気をつけて!
最初は恐る恐る...
だんだんと大胆になっていきます。
採集したプランクトンを、実習室に持ち帰って観察します。
写真やスケッチをとったり、図鑑と照らし合わせたりと、思い思いの方法で調べていきます。
鈴木先生、何か動いてます!
透明で見えませんが、5ミリくらいの巨大(?)な何かが、確かに動いています。
最大のミジンコ、「ノロ」です。
ガラスのように透き通っていて、ゴミが纏わり付いていないと見逃してしまいそうです。
鈴木先生によると、この時期はノロが少なめだそうです。
運よかったですね!
短時間の観察でしたが、さまざまなプランクトンが見つかりました(写真はその一部)。
鈴木先生、ご指導ありがとうございました。
昼食の後は、博物館見学です。
琵琶湖博物館の水族展示では、琵琶湖水系を再現した水槽を中心に、日本の代表的な水系環境について学習することができます。
こちらは特別展の様子。
微生物たちはどうやって遠くまで分布を広げるのか?
小さな子どもにも理解しやすいよう、すごろく仕立てで説明しているものです。
細かなところまで工夫されていて、「人に伝える技術」の勉強になりますね。
また、この日はたまたま博物館で日本トンボ学会の大会が開かれており、写真展は保全活動のポスターも見ることができました。
実習に見学にと盛りだくさんの一日でしたが、参加者の皆さん、お疲れ様でした。
今回参加できなかった人も、機会があればぜひ琵琶湖博物館を訪れてみてくださいね。
以上、琵琶湖博物館実習・見学会の様子でした。