11月18日(日)、刀根山高校で竹筒トラップの調査が実施されました。
この調査は、刀根山高校が「里山活用プロジェクト」の一環として、
神戸女学院大学の遠藤知二教授と協力して実施しているハチ類の調査です。
ご縁があって、豊中高校の生物研究部も参加させていただきました。
こちらが竹筒トラップ。
夏の間に仕掛けておいたそうです。
ハチ類をはじめ、様々な生物が営巣します。
これを回収して、実験室に持ち帰り...
遠藤先生に手順を教わって、竹筒の中を調査、記録していきます。
こちらはオオフタオビドロバチの巣。
今回、最も多く見つかったハチです。
小さなアリが巣を作っていることも...
寄生バエも見つかりました。
左端の部屋にいくつも見えるのが、寄生バエのサナギです。
左から4つめの部屋に侵入して、そこから入口側へと食い進んだそうです。
これだけたくさんのトラップを回収すると個体数に影響が出てしまうため、
幼虫が無事な竹筒を元の場所に戻します。
開かないようにしっかり縛って...
また来年の春、元気に飛び立って下さいね!
(おまけ)
調査中に見つかったヒラタクワガタ
そろそろ越冬の時期です。