令和4年度後期始業式

10月3日(月)後期始業式を行いました。本日より後期スタートです。

後期はあっという間に過ぎ去ります。これまで以上に一日一日を大切に過ごしてほしいと思います。

始業式では生徒たちに夢や進路を実現するために必要な心構えとして、一つの句を紹介しました。上杉鷹山の「為せば成る 為さねばならぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」です。現代の高校生にはあまり知られていないようで、知っていると答えてくれた生徒は少数でした。「どんなことでもできると思って努力すれば、必ず実現する。できないのは無理だと思ってあきらめ努力をしないからだ。」と自らを奮い立て、破産寸前の米沢藩の改革を進め、見事立て直しに成功した上杉鷹山の話をしました。鷹山は17歳の時、養子として藩主に迎えられました。生徒たちと同じ年頃です。年も若く、経験もないなかで大変な責任を背負うことになりましたが、様々な苦難にも負けず、信念を貫き通し、今も名君と讃えられる業績を残した鷹山。生徒たちには、日々の学習や学校行事、部活動には是非この精神で取り組んでほしい、特に3年生は、受験は「為せばなる」で取り組み、合格を勝ち取るまで「なさねばならぬ」なので、「成らぬは人のなさぬなりけり」と努力を続けてほしいと話しました。