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令和7(2025)年10月18日(土)「第2回オープンスクールを開催しました!」

 皆さん、おはようございます。本日のオープンスクールにたくさんご参加いただきまして、感謝申し上げます。本校の教育活動に高い関心をお寄せいただいていることをうれしく思います。

 さて、大阪府立の高校は、約150校余りあり、普通科、専門学科、総合学科と、特色ある学校・学科を設置していますが、本校は、平成15年に、進学を重視した普通科単位制高校として創立されました。共通教科と多くの専門教科から、進路希望に応じて科目を選択して、3年間の学習内容を組み立てていくことができる高校、「全日制普通科単位制高校」です。

 本校は、開校のときより、「学力の充実」を中心に据え、「規範意識の豊かな生徒」を、「強い使命感を持った教師」が育てる学校づくりを展開してきました。

 毎朝、正門で本校の教職員と登校してくる生徒たちを迎えておりますが、毎朝の制服の着こなしや教職員と交わす挨拶から、本校生には「きちんとしている」という言葉がピッタリとあてはまります。府立高校のどこよりも「きちんと」という表現が相応しいと思います。登校風景に、学校生活に向かう「強い意志」と「凛とした姿勢」を感じます。この朝の光景から、本校が大事にしてきた「こういう大人に成長してほしい」という保護者と教職員の願いが、創立から23年を経過した槻の木高校の今に、確実に受け継がれていることを確信します。

 その願いのもと、絶えず、進取気鋭、積極果敢に教育活動を積み重ねてきたことが大きな誇りです。「自分も頑張ろうと思える集団」づくり、「頑張ることを決意した生徒を頑なに応援する学校」づくりに努めてきました。

 学習面においては、すべての学習に通じる基礎的・基本的な学力を向上させることはもちろんのこと、大学進学等の進路実現に向けてステップアップを図るための実践的・演習的な授業を数多く開講しています。また、学校外での学び場「槻の木 NEXT STAGE」や日頃のLHRなど進路学習の機会では、進学することや働くことの意味、将来を見据えた科目選択などについて考え、自らの今と将来を凝視していく機会としています。生徒たちが、入学から進路決定までの進路実現に向けたストーリーを描きながら「自走する」という学力向上への軌道づくりが行われているということです。

 部活動に関しても、運動系、文科系ともに年を追うごとに生徒の加入率が増えており、学習活動を含めた高校生活全般を充実させたいという生徒たちの意識の深まりがうかがえます。チーム・メンバー一丸となって一つの目標に向かって挑戦する姿を、また、昨日までの自分を乗り超えて今日の自分をつくり、今日の自分をステップに明日へとチャレンジする生徒たちのまっすぐな姿勢を、常に高みをめざして突き進もうとする生徒たちのキリっとした表情を誇らしく思います。日々の部活動で培った意欲、持久力、忍耐力、向上心・研究心、チャレンジ精神によって、自分自身をもう一つ高い学びのステージへと押し上げることができる学校であるということです。

 槻の木高校は、挨拶をする、時間を守る、身だしなみを整える、毎日机に向かって学習する、感謝の気持ちや労りの心を大切にするなど、〝当たり前〟のことをあたりまえに実行する、そういう小さな努力を積み重ねる生徒たちを〝頑固に応援する〟学校です。自分を自分自身で貪欲に伸ばし続ける生徒、自分の将来設計図を意欲的に描く人材を育てる学校でありたい、という願いを持って、日々教育活動に努めています。私たち教職員は、全力で、精一杯に、〝努力する生徒たち〟を応援します。

 今日のオープンスクールが、皆さんの進路選択のための有意義な時間となること、そして、ぜひ、これからもどんどん〝進化・発展し続ける全日制普通科単位制〟槻の木高校を志願先候補として考えていただけることを願っています。

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