6月22日(木)、昼休みの終わりだったでしょうか、校長室に、ある生徒がたずねてきました。
「校長先生今から、行ってきます。」・・・最初は何のことかわかりませんでしたが、ピンと
きました。夏の大会の抽選会があるんだなということが時期的なこととしてわかりました。
過去に八尾東高校が大阪大会で結構上位にいたときに、主将の間で語り継がれていた「左でくじ
を引けばいい結果が出る」という「黄金の左」説を思い出して、何の根拠もなく、「左で引いた
らいいらしいぞ」と勝手なアドバイスをしました。
6月23日(金)、朝の校門での登校指導の時に、この生徒が寄ってきて「昨日の結果をお伝えに
来ました。」と日時と対戦相手と感想や展望を語ってくれました。その後、顧問の先生にこの2日
の出来事を報告し、「ちゃんと主将の生徒は来ましたよ」と伝えたところ、「私は何も言ってま
せん。それは本人の意志で行動したことです。」と言われました。
すごいことですね。自分の意志で動いた生徒ももちろんすごいですし、そんな生徒に育てる部活動
力(保護者・指導者・地域・OB)と学校力に感謝とリスペクトです。
最後の夏の大会、「悔いなく・力を出し切って」は「しっかりとした準備をする」と同義語です。
今やれることは、ケガをしないを1番に、いい精神状態を作ること。頑張ってください。