10月6日(木)から8日(土)まで、名古屋に研修に行っていました。
名古屋ろう学校の授業を見学して意見交換をしたり、全国の聾学校の先生や校長先生の発表を聞いたり、講演を聞いたりと、いろいろと勉強をさせていただきました。
その中で、聴覚障がい者の方の講演があったので少しその話をしたいと思います。
その方は、生まれつき重度の難聴がありましたが、聾学校を卒業して、早稲田大学のラグビー部に入りました。
早稲田大学は日本の私立大学で有数の難関大学ですし、早稲田大学のラグビー部と言えば、何回も大学日本一になっている名門ラグビー部です。入りたいと思っても簡単には入部できないクラブです。きっと勉強もラグビーも相当努力したのだと思います。
その方のお話の中で印象に残ったのは、本を読むことが好きで時間がない中でも1日30分は本を読む時間を作っているということでした。すべての勉強の基礎は国語ですが、小さいころからの読書の習慣が勉強の基礎を作っていたんですね。
話は変わりますが、みなさんは本を読んでいますか?
本を読むことで、読む力と考える力が身につきます。どちらも進学するにしても就職するにしても必要な力です。たくさん本を読んで希望進路を実現させるのに必要な力を身に付けましょう。
学校の図書室や地域の図書館に行けば、必ず面白い本があると思いますよ。行ったことがない人も一度行ってみてくださいね。せっかくの施設ですから、もっともっと利用しましょう。