2月7日(木) 交野市立第四中学校

交野市立第四中学校では「興味が湧く授業~考え方を導く~」を研究主題として数学科を中心に校内研究に取り組んできました。今回パッケージ研修の第3回目として、2年生においてサイコロのある目の出やすさは回数を重ねるほど1/6に近づくことを実際にクラス全員でサイコロを合計2,000回振ることで実感し、「確率」の意味を理解する内容で研究授業を実施しました。

 授業後の研究協議会では、参観時に記入した付箋に書かれた内容を中心にグループ討議が行われ、発表では、ICT機器を使いその場で相対度数をグラフ化することで理解が深まった等の意見が出されました。また、1/6という数字について事前に考えさせる時間を確保すべきではないか等の課題についても検討されました。大阪府教育センター指導主事からは、事前準備が適切でありスムースな授業構成になっていたこと等への評価をいただくとともに、「同様に確からしい」ことへの気付きにつなげることが大切であること等について助言をいただきました。生徒が主体的に参加するための工夫等、主題である「興味が湧く授業」とするための展開についても協議が行われ、教科の枠にとらわれない有意義な研究協議とすることができました。

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