8月5日(金)、富田林市立第三中学校において、校内研修全体会を行いました。本校では「子どものニーズに応える授業づくり」をテーマとし、「考えて書く力をはぐくみ、主体的な学習に取り組む」をサブテーマとして校内研究に取り組んでいます。
研修会では、学力面の課題を中心にグループで話し合いを行い、解決のてだてについて発表し、教職員全体で共有しました。考えて書く活動をどのように授業に取り入れていけばよいか、思考の過程を残すノートの書き方とはどのようなものか、授業者との一問一答で終わる発問から、生徒が考えを話す発問に変えていくことなど、表現する活動に学校全体で取り組んでいく必要があることが確認されました。
また、ユニバーサルデザインによる授業づくりについて、次のような講義がありました。①内容や活動形式に変化があるか(活動は15分以内)、②空白の時間、待たせる時間はないか、③授業者の声のトーンの変化・緩急・強弱はあるか、④部分➞全体、全体➞部分の説明はあるか、⑤視覚情報、興味関心がわく教材教具の工夫があるか、⑥板書の分量やチョークの色使いは適切か、⑦視覚情報と聴覚情報は偏らず、同じ分量になっているか等、各自の授業について見直す良いきっかけとなりました。
90分の研修は、受講者による活動が多く取り入れられ、実りあるものでした。