富田林市立小金台小学校の校内研究は、国語科の「書く力の育成」、特に「論理的記述力の育成」をテーマに取り組んでいます。
本校では、次年度の自主的な研究発表に向けて、全学年で研究授業を行いますが、その事前授業は全学級で実施し、ほとんど全ての教職員が授業公開を行い、互いに見合うことで研究を深めています。
11月25日(金)の研究授業は、説明的な文章の表現の型を活かし、「ぶんぶんごま」の作り方を順番に説明する作文を書くことでした。これまで同様3つの討議の柱ごとにグループ討論を行ったところ、どのグループでも、書くことに課題のある児童への支援について話が焦点化されていきました。本時の学習において、有効だったてだてや足りなかった点が明確になり、とても有意義な研究会となりました。
また、「S-T分析」により、低学年の特性を考えた授業の組み立てがうまくできていたことがわかりました。最後に講師より、この授業を中・高学年へどうつなげていくか、系統性を意識することが必要であると、今後の検討事項について提案がありました。